中国ロケット残骸を公開 重さ100キロ、比ミンドロ島沖で発見

フィリピン沿岸警備隊は3日、中国が打ち上げたロケットの残骸の映像を公開した。漁業者がミンドロ島沖で2日に発見したという。残骸は長さ約3メートル、幅約2メートルで重さ約100キロ。中国の国旗のほか、「支持部位」との漢字が印字されていた。 中国は7月24日に自国の宇宙ステーション関連施設を搭載した運搬…

ペロシ下院議長、今夜訪台見通し 米、中国の威嚇警戒

【ワシントン=渡辺浩生】アジア歴訪を開始したペロシ米下院議長が2日夜にも台湾を訪問するとの観測が強まる中、米ホワイトハウスは1日、ペロシ氏に訪台する権利はあるとする一方、反発する中国側が台湾海峡周辺への軍事的威嚇を強める可能性に言及した。米国の「一つの中国」政策は不変であり、挑発は地域の緊張を高…

維新・松井代表「自民はおごっている」 安倍氏国葬巡り説明要求

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は1日、安倍晋三元首相の国葬を巡り、3日召集の臨時国会で実施理由を説明すべきだとの考えを示した。メディアの世論調査で国葬について反対が賛成を上回ったことについては、自民党が参院選で大勝したことで「ちょっとおごっているというふうに捉えられている」と語った。 松井…

【主張】露のISS離脱 制裁解除の材料に使うな

ロシアが、国際宇宙ステーション(ISS)から2024年以降に離脱すると表明した。 米国、ロシア、欧州、カナダ、日本の5極が参加するISSについて、米国は24年までとされている現行の運用期限を30年まで延長する方針を示している。 ウクライナ侵略を続けるロシアはこれまでも、ISSからの離脱をちらつかせ…

【美しき勁き国へ 櫻井よしこ】安倍氏警鐘 引き継げ

安倍晋三元首相 (斎藤良雄撮影)安倍晋三元首相は強い危機感に突き動かされていた。昨年12月1日、台湾の研究機関が主催する会合でオンライン講演し、「台湾有事は日本有事、すなわち日米同盟の有事でもある。この認識を習近平国家主席は断じて見誤るべきではない」と中国を牽制(けんせい)した。 また、ロシアのウ…

<独自>地下鉄駅のシェルター化を政府が極秘検討 気密性確保は困難と判断

政府が北朝鮮を念頭に弾道ミサイルの国内への着弾を想定し、地下鉄の駅(地下駅舎)や地下街などをシェルターとして活用できるか議論するため、極秘に検討会を開いていたことが31日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。核弾頭や生物化学兵器が搭載された場合、気密性の確保が求められるが、現状の地下駅舎に…

秋田城跡の復元大路で体感 想像以上に高度だった古代の道路築造技術(産経新聞) – Yahoo!ニュース

国家統一が進んだ奈良時代、朝廷は各地に拠点や幹線道を築いた。「土の道路は雨でぬかるんだり、でこぼこになったり大変だったのでは」と思いがちだが、発掘調査によって古代の道路築造技術の意外な高さがわかってきた。秋田城跡(秋田市)や多賀城跡(宮城県多賀城市)などで、実際に歩いてその感触を確かめることがで…

コスト削減で500駅から〝時計〟撤去 JR東日本、地元困惑「いい得ぬ喪失感」

駅構内から撤去が進む時計(JR東日本提供)駅の改札口やホームに設置されている時計が姿を消しつつある。JR東日本は今後10年間で約500駅を対象に時計を撤去し、コスト削減を進める計画だ。新型コロナウイルス禍で採算性が悪化しており、28日には1キロ当たりの1日平均乗客数が2千人未満の地方路線の収支を公…

【湯浅博の世界読解】安倍流「留魂録」を恐れる中国

凶弾に倒れた安倍晋三元首相に対する数ある論評の中で、中国要人たちの胸元に鋭く刻まれたのは、昭恵夫人が葬儀の際に述べた挨拶だったかもしれない。 「政治家としてやり残したことはたくさんあったと思うが、本人なりの春夏秋冬を過ごして、最後、冬を迎えた。種をいっぱいまいているので、それが芽吹くことでしょう」…

【中国的核心】高速鉄道網は経済の時限爆弾か 需要不足で負債120兆円

北京と河北省張家口を結ぶ高速鉄道の列車前で記念撮影をする乗客ら=7月14日、北京北駅(共同)中国の経済発展の勢いを象徴していた〝中国版新幹線〟の高速鉄道網が、中国経済の時限爆弾となるかもしれない。 採算性を無視した路線拡大により、高速鉄道を運営する国有企業、中国国家鉄路集団の負債総額は約120兆円…