赤旗終了の予選でグリッケンハウスがポール獲得。トヨタ8号車が2番手確保/WEC第4戦モンツァ

 7月9日、イタリア・ミラノ郊外のモンツァ・サーキットにおいてWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レースの予選が行われ、ロマン・デュマがアタッカーを務めたグリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(デュマ/オリビエ・プラ/ピポ・デラーニ組)がポールポジションを獲得した。8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)がフロントロウの2番手、36号車アルピーヌA480・ギブソン(アルピーヌ・エルフ・チーム)が3番手に続くトップ3オーダーとなっている。

 午前中から実施された2度のプラクィスを経て迎えた予選は現地17時30分、気温29.9℃/路面温度50.5℃、ドライコンディションのなかでスタートした。

予選直前のFP3はグリッケンハウス最速。デビュー戦のプジョー9X8がツー・スリー/第4戦モンツァ

 7月9日、イタリアのモンツァ・サーキットで開催されているWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間レース』は予選日を迎えた。予選前最後の走行機会となるフリープラクティス3のセッションでは、グリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(オリビエ・プラ/ロマン・デュマ/ピポ・デラーニ)がトップタイムをマーク。2台のプジョー9X8が続く結果となった。

ハイパーカー6台は0.42秒以内の接戦。FP2はトヨタ8号車首位、プジョーが続く/第4戦モンツァ

 7月9日、イタリア北部のミラノ郊外に位置するモンツァ・サーキットでWEC世界耐久選手権第4戦のフリープラクティス2のセッションが行われた。赤旗中断の影響で終了時刻が延長されたこのセッションでは、トヨタGAZOO Racingの8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)がトップタイムをマーク。今回がデビュー戦となるプジョー9X8の93号車が2番手に続く結果となった。

プジョー9X8がWECデビュー、初セッションで3番手。FP1首位はグリッケンハウス/第4戦モンツァ

 7月8日、イタリアのモンツァでWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間』が開幕。走行初日の金曜は90分間のフリープラクティス1回目のみが行われ、グリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(オリベエ・プラ/ロマン・デュマ/ピポ・デラーニ組)が最速タイムをマークした。今戦がデビューレースとなる注目の新車、プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)は93号車が総合3番手、姉妹車の94号車は総合20番手/クラス6番手で最初のセッションを終えている。

 晴れ渡る空の下、気温31.5℃/路面温度58.8℃という厳しい暑さとなったモンツァ。伝統のグランプリコースでは2022年シーズン第4戦モンツァのオープニングセッションが、現地15時30分からスタートした。

トヨタ、ル・マン5連覇! 平川亮が最高峰デビュー年に初優勝、可夢偉組7号車はトラブルで2位/決勝24時間後レポート

 フランス、ル・マンのサルト・サーキットを舞台に争われた2022年WEC世界耐久選手権第3戦/第90回ル・マン24時間レースは、現地時間の6月12日16時過ぎにフィニッシュを迎えた。

 総合優勝を遂げたのはトヨタGAZOO Racingからハイパーカークラスに参戦した8号車GR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)。トヨタにとっては2018年のル・マン初制覇から5年連続での優勝となり、今季よりトヨタのドライバーに抜擢された平川にとっては、初の総合優勝となった。

 ブエミとハートレーは、2020年に中嶋一貴とともに優勝して以来、2年ぶりの勝利。また、8号車陣営としては2022年シーズンにおける初優勝ともなった。

首位走行トヨタ7号車にトラブル。アルピーヌはクラッシュ/2022ル・マン24時間 決勝18時間後

 6月12日、前日にスタートしたWEC世界耐久選手権第3戦/第90回ル・マン24時間は、レース開始から18時間が経過。残り6時間となったタイミングではTOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/平川亮/ブレンドン・ハートレー組)がトップに立ち、僚友7号車トヨタGR010ハイブリッドが4分20秒差で続いている。

 真夜中に迎えたレース折り返しを平川亮がドライブする8号車と小林可夢偉の7号車によるワン・ツーで迎えたトヨタ勢。この時点で両車の差は18秒ほどだったが、周回数が200周を超えピット回数では17回目となったルーティンピットワークの際に8号車がややタイムを失う。