高速グラベルラリーに挑むトヨタ、WRCエストニアでの連勝狙う「事前テストでのフィードバックは良好」

 WRC世界ラリー選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRTは、7月14日から17日にかけて、エストニアで開催される2022年シーズン第7戦『ラリー・エストニア』に3台のトヨタGRヤリス・ラリー1を投入する。今季デビューしたラリー1カーに乗りこむのは、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組の3組だ。また、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションからは勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が引き続き最高峰クラスに挑む。

 前戦ケニアで歴史的な1-2-3-4フィニッシュを達成したトヨタは、シーズン折り返しの第7戦を前にした段階で、マニュファクチャラー選手権のリードを62ポイントに拡げた。

ポルシェのエストーレ、裁定に不満爆発。同じ違反でも「フェラーリがペナルティを受けないのはいつものこと」/第4戦モンツァ

 WEC世界耐久選手権第4戦モンツァで、レース終盤にAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoと印象的なクラス3番手争いを展開したポルシェGTチーム92号車ポルシェ911 RSR-19のケビン・エストーレは、ふたつのアクシデントの責任があるとして科せられたドライブスルーペナルティに対し、不満を露わにした。

ガナッシ・ハマーが待望の初優勝、RXRはダブルヘッダーで挽回し通算5勝目/エクストリームE第2&3戦

 2022年よりFIA国際自動車連盟のインターナショナル・シリーズに昇格した電動オフロード選手権『Extreme E(エクストリームE)』第2/3戦“Island X Prix”が、長らくの開催延期を経て7月6~7日と同9~10日にダブルヘッダー戦として開催され、電動『HAMMER(ハマー)』で参戦のチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)カイル・ルデュック/サラ・プライス組が、初戦でライバルの失格騒動にも助けられシリーズ初優勝を達成。

 続く第3戦では、ニコ・ ロズベルグ率いる初代王者ロズベルグXレーシング(RXR)のヨハン・クリストファーソン/ミカエラ-アーリン・コチュリンスキー組が定位置にカムバックし、シリーズ通算5勝目を手にしている。

帝人がフォーミュラEに参戦するエンビジョンとの契約を更新。環境負荷低減技術や製品認知拡大目指す

 7月12日、帝人はABB FIA フォーミュラE世界選手権に参戦するイギリスのエンビジョン・レーシングとの契約を更新したと発表した。2020年から帝人はエンビジョンを支援してきたが、気候変動の緩和と適応に向けた企業姿勢や取り組みの認知拡大を目的に、パートナー契約を更新することになった。