WEC世界耐久選手権第4戦モンツァで、レース終盤にAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoと印象的なクラス3番手争いを展開したポルシェGTチーム92号車ポルシェ911 RSR-19のケビン・エストーレは、ふたつのアクシデントの責任があるとして科せられたドライブスルーペナルティに対し、不満を露わにした。
前年の激闘の再現を期待するポルシェとフェラーリ。「コルベットが強い」との見方も/WECモンツァ
ポルシェとフェラーリのLMGTEプロチームのドライバーたちは、7月10日に決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間で、両メーカーが激しいバトルを繰り広げた昨年と同じように、見る者を興奮させる戦いを再現したいと語っている。
昨年のWECモンツァではケビン・エストーレ/ニール・ジャニ組92号車ポルシェ911 RSR-19(ポルシェGTチーム)が、ジェームス・カラド/アレッサンドロ・ピエール・グイディ組51号車フェラーリ488 GTEエボ(AFコルセ)を逆転するかたちで勝利を収めた。2台のマシンはレース中に長い間接近戦を繰り広げたが、AFコルセの戦略が裏目に出てフェラーリがレース終盤に燃料補給を要したため、ポルシェに逆転優勝を許している。
ポルシェ963のドライバー陣容が一部確定。2022年WEC最終戦へのテスト参戦を“目標”
6月24日、ポルシェは2023年より投入する新型スポーツプロトタイプ『ポルシェ963』の正式車両名、カラーリング、エンジン詳細などを明らかにしたが、合わせてファクトリーチームのドライバーの一部ラインアップと、2022年内のレースへの参戦計画を明らかにしている。