6月24日、ポルシェは開発中のLMDh車両の名称、公式カラーリング、そして搭載されるV8ツインターボエンジンのさらなる詳細を明らかにした。
2023年ル・マン『ガレージ56』出場に意欲見せるジミー・ジョンソン。IMSAでは小林可夢偉の維持を望む
7度のNASCARカップ王者で、今季チップ・ガナッシ・レーシングから2年目のインディカー・シリーズに参戦しているジミー・ジョンソンは、2023年のル・マン24時間レースへ“ガレージ56”枠の一員として出場することについて、「非常に高い関心を持っている」と述べている。
ジョンソンは現在、インディカーへのフル参戦と同時に、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権では小林可夢偉らをチームメイトに迎え、長距離耐久戦の“ミシュラン・エンデュランス・カップ”にアクション・エクスプレス・レーシングから、キャデラックDPi-V.Rをドライブし参戦している。
ペンスキー、来季ル・マンでの4台体制に否定的「ポルシェLMDh初年度に負荷をかけ過ぎない」
ロジャー・ペンスキーは、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツが2023年のル・マン24時間レースに4台のLMDhマシンを持ち込む可能性は低いと考えており、その理由にプログラムの初年度に、チームが“オーバーロード(負荷のかけすぎ)”にならないようにする必要があることを挙げた。
既報のとおり、ポルシェとチーム・ペンスキーはWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの両方でLMDhに取り組み、トップレベルのプロトタイプレースへの復帰を果たす予定だ。