BMW、2024年にWEC/ル・マン復帰へ。来季デビュー新型LMDhのシェイクダウンも完了

 7月26日、BMWは、2024年からWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに新型LMDhマシンで参戦することを確認した。また、あわせて2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権でデビューし、2年目にはWEC/ル・マン24時間にも投入する『BMW MハイブリッドV8』のシェイクダウンをイタリア、バラーノで実施したことを明らかにした。

 ドイツのメーカーがル・マン24時間レースの総合優勝を目指すためのWECプログラムは、数カ月前から評価が行われてきた。

元ベントレー・ボイーズのマキシム・スーレ、スパ24時間でコンチネンタルGT3をドライブへ

 元ベントレー・ワークスドライバーのマキシム・スーレが、7月28~31日にスパ・フランコルシャンで開催されるトタルエナジーズ・スパ24時間で、ベントレー・コンチネンタルGT3のステアリングを握ることになった。

 7月26日に39歳の誕生日を迎えたベルギー人ドライバーは、今週末に行われるGTワールドチャレンジ・ヨーロッパおよびIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ最大のイベントである24時間レースに参戦するCMRのプロ・アマラインアップのひとりとして、同チームの最終メンバーに決定した。

レプソル・モーターオイル新商品が8月より発売。四輪、二輪用計7種類を展開し幅広いニーズに対応

 レプソル(REPSOL)商品を販売する錦之堂は、2022年8月より『レプソル・モーターオイル』の新商品を発売すると発表した。新商品群は四輪用4種類、二輪用が3種類とユーザーの幅広いニーズに対応するものとなっている。

 レプソルはスペインに拠点を置く総合エネルギー企業。同名ブランドのモーターオイルはモータースポーツの世界でも広く使用されており、レプソルでは40年以上にわたってF1やWRC、MotoGPなど、さまざまなカテゴリーでチームやドライバーをサポートしている。

タイヤトラブル続発、酷暑の電動戦はアズコナが移籍後初の“キング・オブ・ザ・ウイークエンド”を獲得/ETCR第5戦

 7月22~24日の週末にWTCR世界ツーリングカー・カップ第6戦との併催イベントとして開催された電動ツーリングカー選手権、FIA ETCRことeツーリングカー・ワールドカップの第5戦は、同じくヨーロッパを覆う熱波による酷暑が影響し、タイヤのパンクやトレッド剥離が頻発。アルファロメオ・ジュリアETCRを走らせるロメオ・フェラーリ陣営は、ブルーノ・シュペングラー(アルファロメオ・ジュリアETCR)の大クラッシュを受け最終的にファイナルを棄権する事態となった。

 そんななか、内燃機関搭載ツーリングカーよりハイパワーな後輪駆動マシンを宥め透かし、今季よりヒョンデ・モータースポーツNから参戦するミケル・アズコナ(ヒョンデ・ヴェロスターN ETCR)が、移籍後初の週末最多得点者“King of the Weekend(キング・オブ・ザ・ウイークエンド)”を獲得している。

ヒョンデが立ち直ることを信じるソルベルグ「僕らは皆、早く追いつきたいと思っている」/WRC

 ヒョンデ・モータースポーツのオリバー・ソルベルグは、現在WRC世界ラリー選手権で苦戦を強いられているヒョンデのラリーチームが、この状況から立ち直ることに「疑いの余地はない」との考えを示している。

 7月14~17日に開催されたシーズン第7戦『ラリー・エストニア』で総合13位となったソルベルグは、ふたたび厳しいラリーを過ごすことになった。しかし、その中ではステージ2番手タイムを記録するシーンもあり、彼にとって励みになっているようだ。