D’station Racing Race Report – 2022.7.13 dstation-racing.jp Instagram : @dstation_racing Twitter : …
ポルシェとキャデラックが参加予定。LMDh初のグループテスト、セブリングで実施へ
アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイにおいて今週、2メーカーのLMDhマシンが同トラックでグループテストを実施し、プロトタイプスポーツカーの新たな歴史が作られようとしている。
2023年のWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の両方にデビューする、ポルシェ963とキャデラック・プロジェクトGTPハイパーカーは、歴史的なフロリダのサーキットで数日間にわたって行われるグループテストに参加する予定だ。これはドイツのメーカーにとってLMDhカーで初めてアメリカの地を踏み、キャデラックにとってはダラーラ製の新型車で重要なマイレージを重ねることを意味する。
ポルシェのエストーレ、裁定に不満爆発。同じ違反でも「フェラーリがペナルティを受けないのはいつものこと」/第4戦モンツァ
WEC世界耐久選手権第4戦モンツァで、レース終盤にAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoと印象的なクラス3番手争いを展開したポルシェGTチーム92号車ポルシェ911 RSR-19のケビン・エストーレは、ふたつのアクシデントの責任があるとして科せられたドライブスルーペナルティに対し、不満を露わにした。
ハプスブルク「レース前半のトリプル・スティントが報われた」WRT41号車の勝因語る/WECモンツァ
WEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間』でLMP2クラスのウイナーとなったフェルディナンド・ハプスブルクは、クラス首位を走行中に行なった早めのトリプル・スティントがリアルチーム・バイ・WRTをクラスリーダーから脱落させたが、「長期的には報われた」と語った。
ハプスブルクはノルマン・ナト、ルイ・アンドラーデとともに、リアルチーム・バイ・WRTの41号車オレカ07・ギブソンを駆り、選手権首位の38号車オレカ07(JOTA)を抑えてクラス優勝を果たしている。
『情報屋』平川亮。グリッケンハウスを襲った予兆なき「壊滅的」トラブル【WECモンツァ決勝後Topics】
WEC世界耐久選手権の第4戦モンツァ6時間レースは、各クラスとも随所で激しいバトルが繰り広げられる展開となり、最終的にはアルピーヌ・エルフ・チームが今季2回目の総合優勝を遂げた。
レースは3時間の折り返しを直前に、衝撃的なクラッシュでセーフティカーが導入される展開となった。
アルピーヌの速さに「本当に驚いた」とブエミ。8号車はトラブル時に油圧ブレーキを使用/WECモンツァ
TOYOTA GAZOO Racingのセバスチャン・ブエミは、WEC世界耐久選手権のハイパーカー・クラスにおけるアルピーヌのフォームが、これまでのところ「非常に読みにくい」と感じている。
ブエミ、平川亮、ブレンドン・ハートレーのトリオで2022年シーズンを戦う8号車トヨタGR010ハイブリッドは、第4戦モンツァ6時間レースで、アルピーヌA480ギブソンのマシュー・バキシビエール/ニコラ・ラピエール/アンドレ・ネグラオ組に次ぐ総合2位となった。
GTワールドチャレンジ・アジア第2ラウンド鈴鹿は25台がエントリー。海外からも4チーム7台が参加
7月11日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、7月15〜17日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される第2ラウンド/第3・4戦のエントリーリストを発表した。GT3が17台、GT4が7台、インビテーション枠が1台と、合計25台が参戦する。
可夢偉の動きは「ちょっとやりすぎ」と優勝したアルピーヌのバキシビエール/WEC第4戦
2022年WEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間レース』では、LMP1ノンハイブリッド車両でハイパーカークラスに特認参戦しているアルピーヌ・エルフ・チームの36号車アルピーヌA480・ギブソン(アンドレ・ネグラオ/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシビエール)がトップチェッカーを受け、ライバルであるトヨタGR010ハイブリッドの8号車(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)にわずか2.7秒差で勝利した。
モンツァ戦でアルピーヌ36号車のスタートと最終スティントを担当したバキシビエールは、トヨタとの僅差の争いを「本当に楽しかった」と振り返った。
【ポイントランキング】2022年WEC第4戦モンツァ終了時点
7月8日から10日にかけてイタリア・ミラノ郊外のモンツァ・サーキットで、WEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間』が開催され、日曜に実施された決勝レースにおいて、アルピーヌ・エルフ・チームの36号車アルピーヌA480・ギブソンが、ライバルの8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)を僅差で破り今季2勝目を挙げた。シーズン後半戦のオープニングとなった同ラウンド終了時点での各選手権ランキングは以下のとおりだ。
■2022年ハイパーカー世界耐久ドライバー選手権(トップ5)
フェラーリ、残り2周の燃料補給でまたしても勝利を逃す。燃費戦略は「かなり無理があった」/第4戦LMGTEプロ
7月10日に行われたWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間レース』のLMGTEプロクラスを制したのは、最後の2周で大逆転を飾ったコルベット・レーシングの64号車シボレー・コルベットC8.R(トミー・ミルナー/ニック・タンディ)だった。
それまでレースをリードしていたAFコルセの52号車フェラーリ488 GTE Evo(ミゲル・モリーナ/アントニオ・フォコ)は、最後までレースを走り切る燃料がなく、残り2周となったところで燃料スプラッシュのためのピットへと向かい、数秒後ろを走っていたコルベットに勝利が転がり込んだ形だ。